道明の名物柄


奈良組 
『刀子』


奈良組、刀子(とうす)の帯締めです。 正倉院の宝物には奈良組の組紐が数多く残されています。 刀子という小刀の装飾に使われていた紐の色合いを帯締めにしております。 お洒落帯などに合わせお楽しみください。

奈良組
『箜篌』


奈良組、箜篌(くご)の帯締めです。 正倉院の宝物には奈良組の組紐が数多く残されています。 箜篌という楽器の一部に使われていた紐の色合いを帯締めにしております。 お洒落帯などに合わせお楽しみください。
奈良組 
『丸胡蝶』
丸胡蝶はすでに四十年も前から作り続けている大切な名物ものの一つでございます。フォーマルな装いにふさわしい格調のある帯締でございます。
 
冠組 
『唐衣』
道明に古くからある名物柄の一つ「唐衣」はひもの枕詞です。重ね染めを用いており、染・組ともに技術を要する帯締です。正装までお使いいただける帯締です。装いに応じてお使い分け下さいませ。
冠組
『両手先段』
道明の名物柄の中に重染の帯締めがあります。この帯締めは薄い地色に、結び目から手先に向けて色が重なります。両手先の目を引く配色に金砂子をあしらい、正装まで広くお使いいただける帯締めです。

笹浪組 
『桃山』


七色の矢羽根は、昔から魔除けの矢羽根といわれ、十九、三十三の厄をよけて通るというおめでたい紐です。 春秋、桃山とも、成人式、ご婚礼のお呼ばれにふさわしい帯締めです。 贈り物としても大変喜ばれております。

笹浪組 
『法隆寺』


法隆寺の宝物の一つに有名な笹浪組の幡の紐があります。 今回ご紹介の帯締は、その柄行と色合い、雰囲気を明治時代に帯締にデザインし今も変わらずお使いいただいているものです。 お茶会やお出かけの時に個性的な帯締はいかがでしょう。

御岳組 
『五舞鸞』


武州御岳神社にあります赤糸縅の鐙に使われていた紐の組方から御岳組と名付けました。 ゴブラン織りの雰囲気をあらわした印象的な帯締です。

御岳組 
『糸竹』


御岳組を応用し変化させた組方です。「糸竹」は筝・琵琶などの弦楽器と笙・笛などの管楽器をいいます。徒然草に「詩歌に巧みに糸竹に妙なるは、幽玄の道」ち記されています。その優雅さを帯締めにしました。
厳島組
装飾経として有名な平家納経は、平清盛が平家一門の繁栄を祈り厳島神社に奉納した三十三巻の経巻です。その経巻についている組紐が厳島組です。これまでにない複雑な組織と色彩で作られています。
変り厳島組 

装飾経として有名な平家納経は、平清盛が平家一門の繁栄を祈り厳島神社に奉納した三十三巻の経巻です。 この経巻についている複雑な組織の組紐(厳島組)を応用したものが、変り厳島組です。 薄手な帯締のため、夏の装いにお勧め致します。
唐組
『幡垂飾』
法隆寺献宝物の中に、幡垂飾の名で呼ばれている金銅装唐組垂飾(飛鳥時代)が、多く残されています。茜地に縹・紫・金・銀で大小の菱模様を表した鮮やかな唐組帯です。 この柄を帯締に表しました。現代にもつながる新鮮な柄をお楽しみくださいませ。
唐組

『桐壷』


唐組は飛鳥時代より日本に残る組方の一種です。 白地に金と二色の色糸で立枠柄を出した意匠は、端麗な美しさを見せてくれます。 幅広い装いにお使いいただける帯締です。

唐組 
『春秋』


唐組は遠く飛鳥時代より日本に残る古い組方の一種で、高貴な人しか使用することを許されなかった時代もあり、優美な気品の高い組紐です。 朱と緑の暈繝に金糸をあしらった豪華で格調のある春秋は、道明の名物柄の一つです。

唐組
『遠山』


幾重にも重なりあう京都の山々の姿は、これまで日本画や油絵で数多く描かれております。 やさしい山の景色を組紐であらわしたものが遠山柄です。
 中尊寺組
中尊寺組は、みちのくの地に栄華を極めた奥州藤原氏、三代藤原秀衡公と共にあった紐です。道明は、昭和三十九年に平泉の中尊寺に赴き、この紐を調査研究し、組方を解明しました。
鎌倉組
『三井寺』
平安時代、三井寺の中興の祖、智証大師(円珍)が唐から持ち帰った求法目録に繊細な美しい織紐がついております。その意匠を五代目 新兵衛が昭和初期に鎌倉組で表し、銘を三井寺としました。染、組共に大変技術を要する紐であり正装用として、また趣味の紐としても非常に巧緻なものでございます。
 鎌倉組
『浮糸』
 鎌倉組は織物に似た独特な組目を持つ組方です。意図的に乱れ段に染め、両端に金糸をあしらい、ところどころに菱を組み出した意匠の「浮糸」は道明の名物柄の中でもモダンな組紐として大変人気があります。
戸張
奈良西大寺に残る黒漆大神宮御正体厨子(鎌倉時代)の前後両面に錦の戸張が懸けられています。白 地の戸張(内宮・胎蔵界)と赤地の戸張(外宮・金剛界)にはそれぞれ吊紐として美しい組紐が付帯しています。 その意匠を帯締にしました。
二段四枚組
『志保』
表面は縦二段に連なり側面は四色の糸が重なるように組まれています。 真四角に近い形状で、複雑な四枚物の組組織を有する紐を、帯締として締めやすいように研究し、薄く仕上げました。